こんにちは、とりなしです。
今やスマホや携帯は欠かせないものとなっていますよね。
デートの約束や恋人との連絡、デートコースの検索だってスマホ一台あると解決してしまいます。
万が一デートに遅刻しそうでも、すぐ相手に知らせることができるし、遠距離中の長電話だってタダ。
「ほんとに便利な時代に生まれてよかったな~」
いやいや待てよ、携帯がない時代のカップルって凄くない?
携帯なくして、これらを乗り越えてきたんだよ?
今回はそんな携帯がない時代の恋愛事情についてご紹介します。
当時のカップルってどうしてたの?
待ち合わせ場所は具体的に
今は「〇〇駅に10時に集合ね〜」といった決め方をしたりしますが、当時はもっと具体的に決めておく必要がありました。
「着いたよ〜どこにいる?」なんて連絡もできないので「○○駅の✕✕改札出て右にある銅像の前に集合!」みたいに細かく決めないといけません。
また当時は駅に伝言板というものが設置してあって、黒板に伝言を残すことができました。
"9月26日 12時30分
先に行ってます、マサ子"
みたいな感じで。
その伝言ひとつひとつにドラマがあると思うと…
ん〜〜なんだか胸がキュンとします(笑)
数時間待つこともザラにあったそうですが、その分会えたときの嬉しさはとても大きいものだったでしょうね。
ドキドキの固定電話
携帯がない時代は固定電話で連絡を取り合っていました。
恋人宅に電話すると親が出てあたふた…なんて話もテレビなんかで耳にしますよね。
恋人と電話できるドキドキとは別の意味でドキドキしそう(笑)
また、当時は今と違って電話代もバカにならない時代。
親に叱られないよう、長電話になりそうなときはあらかじめ公衆電話からかけるなどの工夫が必要でした。
今は無料で何時間でも通話できますが、公衆電話は10円で約1分という短さ。
「制限時間がある」からこそ、2人の電話が盛り上がるのではないでしょうか。
画面1タップで相手に電話がかかること今から考えると、電話帳に記された番号を間違えないようにプッシュするなんて相当な手間ですが
その手間が
「よくかける相手の番号はボタンを押す指が覚えている」
なんてロマンティックを生むのです。
今はなきその感覚は、まさに神秘的とでも言いましょうか…。
手紙でやりとり
遠距離恋愛中のカップルなんかは手紙で近況を報告しあったりしました。
手書きだからこそ、お互いの気持ちがより伝わります。
お気に入りの便せんやかわいい封筒で、愛を伝えるっていいですね。
学生時代は手紙交換なんかをしましたが、今はLINEスタンプなんかでチャチャっと済ませてしまってます…(汗)
やはり、時間はかかるけど手紙を書くのは大事ですね。
まとめ
携帯やスマホが普及し、いつでも連絡が取れて相手と繋がれるようになりました。
しかしその分、連絡が取れないと不安になったり良くない想像をしてしまったりすることもあるでしょう。
携帯がない時代は一見不便ですが、その不便さのなかに相手への思いやりとロマンが詰まっているのです。
ちょっと経験してみたいな、なんて思います。