こんにちは、とりなしです。
本を読むのはそこそこ好きで、よく本屋に行くのですが
必ずと言っていいほど腹痛に見舞われ、トイレへ駆け込む羽目になります。
みなさんは本屋で急にトイレに行きたくなったことはありますか?
周りの人にこの話をすると「私もなったことある!」「わかるわ~」と意外とみんなも経験している模様。
今日はこの「本屋に行くとお腹痛くなる現象」の謎に迫っていきたいと思います。
この現象には名前があった!
実はこの現象には名前がついているようです。
その名も「青木まりこ現象」!!
そのルーツは1985年にまで遡ります。
青木まりこと名乗る29歳の女性が、ある雑誌に『書店に行くたびに便意をもよおす』という投稿をしました。
それを読んだ読者たちから共感の投稿がたくさん寄せられたそうです。
これがきっかけとなり「青木まりこ現象」と名付けられました。
まさか青木さん自身も、自分の名前が現象の名前になるなんて思ってなかったでしょう。
そして35年たった今でも変わらず「青木まりこ現象」と呼ばれています。
原因はなんなの?
この現象には歴史があり、多くの人が経験しているということが分かりました。
ではそもそもなぜ本屋に行くとトイレに行きたくなるのでしょう。
この現象が青木まりこ現象と名付けられた時期から色々と議論されてきましたが、未だにその原因は分かっていません。
しかし巷では様々な説が噂されているので、その中のいくつかご紹介しようと思います。
インクのにおい説
新刊書籍特有のインクのにおいが排泄欲を刺激し、腹痛を引き起こしているらしい。
一番メジャーな説ですよね。皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
もしこの説が本当なら、印刷会社で働いてる人とか大変だろうな…。
リラックス説
本屋では立ち読みをすることが多いですよね。
本を手に取り、読むという‟まぶたをふせる”姿勢こそが便意を誘う原因だというのです。
瞼を伏せ、ゆっくり本を読むことで交感神経がOFFになり、胃腸のはたらこを支配する副交感神経がONになることでトイレに行きたくなるんだそう。
また好きな本を選んだり読んだりすることでリラックスするからだともいわれています。
一見信憑性がありそうですが、これが正しいなら本屋じゃなくても色んなところで腹痛地獄が起こっていることでしょう。
思い込み説
人から話を聞いて「自分もトイレに行きたくなるかも」と思い込むと本当に行きたくなってしまうという説。
病は気から!っていうけど、まさにそんな感じですよね。
プレッシャー説
本屋にはトイレがない場合も多いため「トイレに行きたくなってしまったらどうしよう!」とプレッシャーを感じることで腸が過敏になっている可能性も。
私は個人的にこれが一番有力なんじゃないかと思っています。
静かな本屋さんの雰囲気ってなんか緊張しませんか?
「この静寂のなかで、もしお腹が鳴ってしまったらどうしよう」
そう思った途端!
ぎゅぎゅぎゅるるるる……
と腸が悲鳴を上げ始めます…(泣)
対策方法は?
いくつか説をご紹介しましたが、いずれもあくまで噂にすぎません。
原因がはっきりと分かっていないので防ぎようが無いっちゃ無いのですが
今回は私が普段から行っている対策をお教えします!
あらかじめトイレに行っておく
事前に出しておこうという作戦ですね。
特にゆっくり見たい、本を探すのに時間がかかるという人におすすめです。
しかしそんなに都合よく出したいときに出せないのが難点です。
事前にトイレについて把握しておく
- この本屋にはトイレがあるのか
- 無ければ近隣に利用できそうなトイレがあるか
- トイレの数はいくつか
- 混雑具合はどうか
- 清潔度はどうか
などなど、事前に調べておくことで安心度が全然違います。
そして万が一の事態にも落ち着いて対応することができますよ。
マスクをする
上記の説を信じるのならの話ですが…
インクのにおいが原因ならマスクをして防いじゃえ!ということです。
まあご時世ですから、みなさん外出時にはマスクをしていることが多いと思います。
マスク着用することによって少しは効果があるかも?
滞在時間を短くする
お目当ての品を見定めておいて、用事だけ済ませて帰るという作戦です。
おなかが痛くなる前に店をでればこちらの勝ちです。
ゆっくり見たい場合は別ですが、欲しいものが決まっている場合には有効な方法だと思います。
【番外編】「青木まりこ現象」活用方法
便秘の時にあえて本屋にいく
「最近お通じがあまりよくないな…」
そんなときにこそあえて本屋に行きましょう。
そしてこの「青木まりこ現象」を大いに活用しましょう!
実際に便秘解消のために本屋へ行く人もいるようです。
まとめ
これからの季節、読書の秋ということで本屋に足を運ぶ人も多いと思います。
「青木まりこ現象」に悩まされているという方は、上記のことを参考にしてみてはいかがでしょうか。
気にしすぎると逆に腸を刺激することに繋がりかねないので、あまり神経質にならず気楽にいきましょう!